12月1日(日)13:00〜15:00 場所:園内東側 温室
第6回みどりの教室 『大人かわいい葉ボタンの寄せ植え』を開催いたしました。
本日の講師はフラワーソサイエティーの、菰田千晴先生です。
まずは、ブリキ缶の底に水はけの穴をあけココヤシチップを敷き土を7分目まで入れてスタートです。
この土は、軽く保水能力があり繊維質たっぷりで肥料入りの培養土を講師の菰田先生が手作り配合してお持ちくださいました。感激です。
いよいよ寄せ植え開始!
まず初めに「メラレウカ」ポットから出し『根鉢(ねばち)』をつくります。
『根鉢をつくる』とはポットから出した固まった根をほぐす・揉む・スリムにする・下へなでおろすなどの作業を指すそうです。
ブリキ缶の中央後方に置きます。
次に「葉ボタンの白」。
葉ボタンは根がとても丈夫なので根を3分の2ほど取り除いても大丈夫だそうです。
葉ボタンで場所をとらないように根鉢をつくります。
そして先に入れたメラレウカの前にピタッと入れます。
こんなに小さくなります。
「葉ボタンの赤」も同じように根鉢をつくり、ブリキ缶の前方へ。
4番目は「シクラメン」
シクラメンはあまり根をいじるとダメなので、そっと優しく根鉢をつくります。
そしてブリキ缶の中央へ。
5・6番目は「パンジー」が2色
パンジーも丈夫なので、根を半分にしても大丈夫だそうです。
なので根鉢をいかにコンパクトにできるかです。
そしておのおの好きなところに入れます。
7番目は「チロリアンデイジー」
花びらが縮れているかわいいデイジーです。
根鉢をつくったら、ブリキ缶の前方へ。
8番目は「コプロスマ」(1ポットに2株)
根鉢を細くして好きな隙間へ。シルバー系でキレイです。
9番目は「初雪カズラ」
初雪カズラは葉物で5~6にバラせます。
そのひとつずつの根をクルクルまとめて、1本ずつでも2本まとめてでも好きなように入れていきます。
内側に向けたり外向きに入れたり真ん中に入れたり後ろに入れたり、
みなさん色々試しながら楽しそうです。
そして10番目「アッサム」です。
デリケートなので軽くキュキュっと俵型に根鉢を整えてサッと入れます。
入れ終わったら全体のバランスを見ながら、残りの土を隙間に入れます。
どこに土が足りないか指先で加減を確認します。
そして「サンゴミズキ」2本を刺します。
長さを決めたら、刺しやすいように下を斜めにカットし上でクロスし、タイでとめます。
そして「シサル麻 (麻の繊維を着色したもの)」をお花の邪魔にならない程度にフワフワっと土に置きます。
乾燥よけになります。
サンゴミズキの上にもフワッと。。。
サンゴミズキのクロスした部分にリボンを付けます。結んだり垂らしたりみなさん自由にされています。
最後に全体のバランスを整えて出来上がりです。
みなさん出来上がりにとても満足そうでした。
菰田先生にお手入れ方法や注意事項もたくさん教えていただきました。
みなさま、長くキレイに育ててくださいね。
ご参加、ありがとうございました!
菰田先生、知識満載で楽しい講座をありがとうございました!